不動産購入の専門家 中古一戸建てや中古マンションを買う人に資産価値が落ちない不動産の選び方をアドバイスします

第1章.家を購入するとはどういうことかをもう1度考えましょう

この記事の所要時間: 833

このページでは、そもそも家を購入するということはどういったことかを改めて考えてみます。
このページは「考え方」のページですので実用性があまり高くありません。すぐに役立つ情報が欲しい方は「2章.その住まいは経済的ですか」のページからご覧になってください。

私が考える「家を購入する意味」とは、一言で言えば「生活の質を上げるため」です。逆に言えば、生活の質が下がるようであれば家を買う意味はないと考えています。

逆に生活の質を下がる可能性についても考えましょう

この「生活の質を上げる」について考えるために、逆に「生活の質を下げる」例について考えてみましょう。

例えば自分の収入から考えて高すぎる物件を購入したために住宅ローンの支払いが厳しくなり、他に使うお金が無くて生活自体に潤いがなくなるケースです。これでは、満足できる家を購入したとしても、生活の質が上がったとは言いにくいでしょう。

生活の質が下がるのであれば、家を買う意味はありません

家を、不動産を購入するのは生活の質を上げるためです。生活の質が下がるような物件を購入してはいけません。

またこのような例はどうでしょうか。環境の良いエリアを探し、実際に住環境が大変良く、金額も想定内に収まった住宅を購入したとしましょう。奥様は住まいの近くで仕事が見つかり、仕事と子育ての両立がなんとかできそうです。

しかし、旦那さんは通勤時間が今までの2倍になってしまいました。このため出勤は朝早く、帰宅時間も遅くなってしまい、体がなかなか休まりません。このケースは家族の生活の質は上がったでしょうか。その人の価値観や考え方によって、この答えは異なってくるでしょう。

電車のイメージ

環境の良さと通勤時間のバランスをどう考えるかも、人によって答えは異なります。

家を購入した場合のデメリットについても予め考えておきましょう

「生活の質を下げる」とまでは言わなくても、家を買ったがためのデメリットについて、もう少し考えてみます。大きなデメリットの1つに身動きが取りにくくなる、というものがあります。つまり住む場所が固定化されることで、仕事や生活に制限がかかるということです。

束縛のイメージ

不動産を買うという事は、色々な制限を受けるという点を知っておきましょう。

例えば転職が決まりそうだとしましょう。しかしその勤務先が遠方だったとした場合、購入した家はどうしたら良いでしょうか。賃貸に出す方法もありますが、人に貸すこと自体を好まない方もいらっしゃいますし、手間もかかります。

一時的なものだと考えて空けておくことも考えるでしょうが、住宅ローンを支払いながら新天地での家賃を支払うと大きな費用負担になります。賃貸住宅にお住まいであれば、特に考えなくても引っ越しをすれば済む話です。

転職を考えていない方であっても、会社員であれば転勤はよくあります。最近では海外転勤もよく聞くようになってきました。この場合、家族全員で引っ越しをするか単身赴任とするかという問題に加え、購入した家をどうするかという問題が加わります。

また、会社自体が引っ越しをするというケースもあります。私の知人で埼玉に住んでいる人がいますが、新宿にあった会社が川崎に引っ越すことになり、通勤時間が大幅に増えたという人がいます。このような場合も賃貸と比べ、家を購入した場合は対応が難しくなります。

もう1つのデメリットとして、住む場所ばかりではなくその後の支払金額も固定化されるという点があります。当初は問題がないと考えていた支払いであっても、給与が大幅に減ることで支払いが苦しくなるというケースはよくあります。競売や任意売却による売り物件が定期的にあることを考えれば、何らかの問題で住宅ローンが払えなくなる方々が常に一定数いるものだと思われます。

賃貸であれば、もっと賃料が安い住まいに住み替えることで対処できますが、住まいを購入した場合は、支払いのリスケジューリング(金融機関と相談し、返済期間を延ばしてもらい、月々の支払額を下げるなどローンの支払いの内容を組み直すことです。この交渉を受けてもらえるかどうかは金融機関によって異なり、かつ通常は1度しか使えません)くらいしか、対処策が考えられません。

このように、住まいを購入することで、住んでいる場所、支払い続ける金額など、制限がかかるものがいくつか出てきます。

これらの問題に対して、こうすれば大丈夫、といった決まった答えはありません。まずその家族、その人によって価値観は異なります。またトラブルが起きた場合の対応できる力もその家族によって異なります。

住まいを買うと固定化するものがたくさんあります

住まいを買うということは、住み場所の固定、勤務先などの固定、将来の支払額などの固定するということを理解しておきましょう。

住宅の購入にはデメリットを上回る利点もたくさんあります

このような話をしていると、私は住宅購入に反対の立場だと思われるかもしれません。実際には逆で、このような問題の可能性がありますが、それでも住まいを購入した時の満足感はこれらのデメリットを上回ると私は考えています。満足できる理由は私に関しては2点あります。

1.所有できる建物の機能は賃貸住宅を上回る
2.自分が所有し、かつ自由に変更できることの満足感の高さ

この2つです。

分譲用は賃貸用と比べ、はるかに高い建物性能を持っています

1.の建物の機能については、分譲マンションを賃貸に回している場合には同じ建物ですので性能の違いはありません。しかし最初から賃貸用で設計されたアパートやマンションと、分譲用のマンションでは大きな機能差があります

分譲用と賃貸用では建物性能が大きく異なります

外から見る分には同じように見えても、建物の性能を考えてみると、分譲用と賃貸用では建物の機能が大きく異なります。

特に防音性や断熱性は大きく異なる印象があります。戸建住宅は賃貸専用は少ないため比較はしにくいのですが、今まで見てきた限り、賃貸に出されている戸建住宅で、性能が高い建物はあまり多くありません(機能が高い建物は注文住宅が多いため、あまり賃貸に回らないせいかもしれません)。特に安全性には本当に大きな差があります

また、購入物件であれば、自分の価値観に合った機能を自分で設定することができます。注文住宅であれば、間取りはもちろん、断熱性や使う素材、デザインなどが選べます。例えば自然素材が好きな方は、内装を全て自然素材とすることも可能です。賃貸住宅でそのような物件はまず見つけられません。

自分の価値観に合った建物を選ぶことで、先に述べました生活の質を大きく上げることが可能となります。注文住宅であれば設計の段階から、既存住宅の購入でもリフォームなどで対応できる範囲は、賃貸と比較すると本当に大きなものになります。

所有していることの満足感は大変大きなものです

また、2.の所有感や建物を自由に変更できるといった満足感にも強いものがあり、このことで建物を含めた不動産全体に対する愛着が大きなものになります。

人によって感じ方は違うと思いますが、愛着がある=生活の質が高くなる部分はある程度はあります。愛着があることでメンテナンスも行われ、これがまた建物の機能維持につながります。その結果またさらに生活の質が上がる好循環ができます。

満足のイメージ

不動産を購入する、自分のものにする、という事は大変大きな満足感が得られます。

もっともこれは私個人の感じ方です。考え方・感じ方は1人1人違います。住まいの購入を考えていらっしゃる皆さんは、皆さん自身でどのような住まいであれば自分たちの生活の質が上がるのかを考えなければなりません。このページで述べたようなデメリットも理解されたうえで、それ以上のプラスが見込める、生活の質が上がる住まいを、ぜひ皆さんにも見つけていただきたいと思っています。

次のページはこちら 「01節.家を買うか買わないか迷っている人に」

ふくろう不動産では不動産の購入を大きな楽しみにする取引を目指しています

私は自分でも経験しましたが、住まいの購入とは大変楽しいものです。しかし一方、不動産会社の応対によって、この楽しいはずの不動産の購入で嫌な思いをしたり、気分が悪くなったという例もよく聞きます。ふくろう不動産では、不動産の購入が持つ楽しさを損なわないように、むしろより楽しくなるような営業を心がけています。

具体的には、嫌な営業を行わない、情報は全て公開することでお客様に正しい判断をしてもらう、という点を徹底するようにしています。

詳しくは、「第3章.ふくろう不動産は嫌がられる営業を行いません」のページや「1-01.ふくろう不動産は情報公開と検査機能が充実しています」のページをご確認ください。詳しくはふくろう不動産までお問い合わせください。

ここまでお話しした内容を動画でも説明しましたので、よろしければこちらもご覧ください。

また、ふくろう不動産ではご相談やご質問などについての返信サービスを無料で行っています。現時点で特に不動産を購入する予定が無くても、ちょっと聞いてみたいということがありましたら「お問い合わせフォーム」を使い、当社までご質問ください。

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