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2-04-08.水道管によっては後から追加費用が発生します

この記事の所要時間: 618

給水設備は給水引き込み管の径と給水管の劣化状況の確認がポイントです

給水引き込み管の径変更が必要になれば費用がかかります

新築・中古を問わず戸建住宅の給水設備で見ておきたいのは、給水引き込み管の径です。この給水引き込み管の径のサイズによって、その住宅全体で一度にどのくらい水道を使っても問題ないかどうかが決まります。給水引き込み管は、家の外にある量水器のフタを開けてメーターを確認するとすぐに分かります。

量水器のフタ

戸建住宅の場合は道路側にある庭部分のどこかにこういった量水器が埋められています。

量水器画像

量水器のふたを開けるとメーターがあります。そのメーターのカバーに給水引き込み管の径が書かれています。写真の例では20mmです。

13mmの管径の水道管の場合は交換費用を覚悟しましょう

給水引き込み管の径は大体13mm、20mm、25mmのどれかです。古い中古住宅の場合は13mmとなっていることも多いのですが、家全体の水栓の数が増えてくると、水栓の使用状況によっては水の出が悪くなることがあります。

13mmの径の給水引き込み管は、水栓の数が6個くらいまでをイメージして作られていますので、最近の住宅の水栓の使用箇所の多さを考えると少しもの足りません。できれば20mm(水栓数は7個から12個を想定)欲しいところです。

一般の家庭であれば20mmの径の給水管で不便な思いをすることはまずありませんが、二世帯住宅などでは、より大きな25mmくらいあった方が良いかもしれません。

水道管交換にかかる費用は自治体によって大きく異なります

戸建住宅を求めて中古住宅を購入する場合はもちろん、新築を建てる予定で土地を購入する場合でも、以前にその土地に住宅が建っていれば、すでに給水管は引かれています。その給水管、つまりは給水引き込み管の径は購入時点ではひとまず決まっており、その径を変更したい場合には費用が発生する自治体が多くあります。

千葉県も費用がかかる自治体の一つです。
千葉県水道局のサイト(別ウインドウで開きます)

水道管のサイズによる負担金の違い

水道の給水管のサイズ変更には負担金が発生する自治体があります。千葉市もその1つで、サイズ変更の場合には表で示した金額の差額を支払わなければなりません。

ぱっと見ますととんでもない金額が書かれていますが、一般の戸建住宅では1番左側の列だけ見れば十分です。変更の場合はその差額を支払うことになります。現在給水管の径が13mmのケースから20mmに交換する場合には183,600円かかるということです。意外と大きな金額ですので、予めこの予算を組んでおきましょう。

給水管の劣化に気を付けますが、神経質になり過ぎてもいけません

もう1点給水設備で気を付けなければならないのは、給水管の寿命・劣化です。最近の住宅では給水管はビニル管や架橋ポリエチレン管などが使われているため、あまり劣化を考える必要はありません

人によって意見は異なりますが、どちらも寿命は50年近くあると言われますし、管の中が腐食するということもありません。しかし中古住宅の場合は、種類がいくつかある金属製の給水管が使われていることが多く、その素材によっては管の中にサビが発生し、いわゆる赤水が出ることがあります。

継手にサビがあっても、給水管全体が錆びているとは限りません

給水管継手のサビ

給水管の場合は、継手にこういった赤いサビが発生することがよくあります。だからと言って、配管全てにサビがあるとは限りません。

上の写真は継手の部分ですが、この継ぎ手部分にはサビが発生することがよくあるようです。しかし継手にサビがあるからといって、給水管全てにサビがあるかといえばそうではないことの方が多いと思います。

配管工事が行われた年代にもよりますが、配管は塩ビライニング鋼管という材料で、内部が塩化ビニルで覆われているため、通常の配管内部にはサビが発生していないケースが多いからです。継手部分はその形状から内部を塩化ビニルで被覆することが難しいため、継手部分のみ錆びやすくなっています。

リフォームの営業マンなどが来訪し、継手を外しサビが出ているから配管内部もサビ状態です、と説明されることがあるかもしれません。しかし実際には継手のみサビがあるケースも多いという事を覚えておいてください。

本当に給水管全体的に錆が出ているかどうかは、管の中をファイバースコープカメラか何かで確認しないと分かりません。しかしそのような調査は費用がかかりますので、現実的には蛇口から出る色を見て判断することになります。

蛇口から出た水を透明なコップに入れ、後ろに紙をかざした状態で色味を見てみましょう。他で用意した水と明らかに差が出るくらいに赤みが出ていなければ、一般的には問題ありません。考え方としては、配管の内側を見るよりも、実際の水を見て判断するようにしましょう。

給水管のサビがひどい場合には洗浄よりも交換を検討しましょう

給水管内のサビがあまりにもひどいようですと、給水管の取り換えが必要になります。給水管の費用は新築での場合であれば40~50万円位でできる工事ですが、リフォームとなると新築よりも高くなる場合があり、2倍近く費用がかかるケースもあるようです。

配管の洗浄のみで済むようであれば費用は抑えられますが、単なる洗浄は問題を根本から解決する訳ではありませんので、一定期間経過後に不具合が出るケースもあります。

また、残念なことに給水管などの配管洗浄をネタとする詐欺的な業者がたくさん存在します。もちろんすべての業者が詐欺的な会社という話ではありません。ただ考え方にもよると思いますが、水道管は問題が大きく無さそうであればそのまま使い、問題が大きそうであれば全て架橋ポリエチレン管などに交換した方が良い、という意見を私は持っていますので、配管洗浄はそのどちらにも該当せず、中途半端な解決法なのではないか、と考えています。

水道管については、これらの理由で経済的に影響を与えることはありますが、水漏れなどが無い限りは安全上で問題が出ることはあまりありません。中古住宅では実際に水を流させてもらい、水道の色が明らかに違う場合には、配管取り換えの費用を計算しておけばそれで問題ないと思います。

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