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3-02.安全という観点から見た建物選び(戸建編)

この記事の所要時間: 328

戸建住宅の安全性を確認するためにチェックする項目はたくさんあります

この章では、対象としている戸建が安全かどうかについて考えていきます。主に中古住宅の見かたについて説明していきますが、新築であってもチェックすべきポイントはあまり変わりません。

こまかなお話は各項目で説明しますが、戸建住宅の建設年で大きな節目は1981年と2000年です。これらの年に建築基準法が大きく改正され、この前後で建物が大きく変わっています。

1981年のいわゆる新耐震基準が制定された後の建物は構造的にかなり強くなっています基準が守られている建物については、その後の地震でも大きな被害が出ていません。逆にこれ以前の建物は構造的に不安がある建物である可能性があります。

実際には個別差が大きいため一律には言いにくいのですが、1981年と言えば今から33年前です。この時代の建物は構造もそうですが、断熱性能などがあまり考えられていない時代ですので建物の性能を考えるとお勧めしにくい建物です。

建物にもよりますが、耐震補強などを行うよりも建て替えた方が長い年月で見れば安くなることも多いため、1981年以前の建物は当社ではあまりお勧めしておりません。

(1981年以降と言いましても、建築確認申請が出される時期が1981年6月以降の申請分からです。確認申請から実際の完成、竣工までは時間がかかります。ですので完成した時期と考えれば、戸建であれば1982年以降、マンションであれば1983年以降が目安となります)

2000年の建築基準法の改正では、基礎や接合部のつくり方が明確化されました。戸建住宅で私が個人的にお勧めしたいのはこの年代からです。このあたりから壁量の考え方も浸透し、構造的に強い建物が増えていると思います。性能の割には価格もこなれてきているため、良い買い物ができる率が高いと思います。

もう1つ、2003年にも建築基準法が改正され、これ以降の建物では24時間換気が義務付けられました。またシックハウスに対する法律が規制され、ホルムアルデヒドを多く発散する建材は使用制限がかかっています。化学物質について気になる方は、これ以降の建物を検討することになります。

各項目ごとにページを設けましたが、項目は20項目以上あります。ざっくりとお話すると、

1~3項 法律から見える安全の話
建物の登記簿や確認申請書、検査済証などをチェックすることで見えてくるものがあります

4~9項 構造上の安全の話
専門的な内容まで知る必要はありませんが、建物の形や壁の量、床や基礎などによって構造の強さが違うということを知っておいた方が良いと思います。また建設会社によって構造体の話が違うこともありますので、その話に惑わされないような内容についても書いています。

10~11項 屋根や外壁の話
屋根や外壁の傾きや雨漏りについての話を書いています。

12~13項 防犯の話
カギや防犯という観点から見た窓の話を書いています

14~17項 室内でチェックできる内容の話
床下や床・壁の傾き、屋根裏のチェックポイントについて解説しています。

18~19項 断熱や湿度の話
断熱についての誤解や、湿度が健康に与える影響、水蒸気密についての話を書いています。

20~21項 設備の話
給湯設備やコンロの話を書いています。

22項 シックハウスの話
住まいが人の健康に与える悪影響の話です。

となっています。

それでは、詳しい話を1つ1つ見ていきましょう。

次のページはこちら 「3-2-1.建物の登記簿を見て分かること」

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