不動産購入の専門家 中古一戸建てや中古マンションを買う人に資産価値が落ちない不動産の選び方をアドバイスします

第2章.最終的に安く済む住まいを手に入れるには

この記事の所要時間: 620

不動産仲介業の仕事をしていますと、この物件をなぜこのような高い価格で購入した人がいるのだろう、と不思議に思うような取引事例を数多く見ます。この物件の危険性を、間に入っている仲介会社はきちんとお客様に説明したのだろうか、と不安に思います。

このサイトをご覧の皆様には、そのような変な不動産を高値で購入して欲しくありませんので、経済的かどうかという知識を身に付けた上で、不動産取引を行って頂ければと思います。

札束イメージ

単に購入する時の値段が安いからといって、その不動産が経済的であるとは言えません。最初のイニシャルコストだけに惑わされてはいけません。

本当にその不動産が安かったのかどうかは、住まいを購入した年には分かりません。分かるのはその住まいを最終的に手放すときです。住まいを手放す時が数十年後であっても、あなたのはるか先の子孫が手放すことになったとしても、考え方は変わりません。つまり、一定期間を考えないと経済性については分からないのです。

不動産がトータルで安いかどうかは3つの要素で決まります

では、その一定期間の費用はどのように考えるべきでしょうか?
次の3つの要素について考えておきましょう。
1.イニシャルコストが安いか
2.ランニングコストは安いか
3.売却時の価格は高いか

の3つです。

3つの要素イメージ

その不動産が高いか安いかは3つの要素を見なければ分かりません。

3つのコストをすべてを見て、初めて経済的かどうかが分かります

1.のイニシャルコストは、住まいを購入するときにかかる費用すべてです。
土地であれば、立地の利便性、安全性、ブランド力などでこのコストが変わります。建物であれば、安全性、快適性の内容に応じて、このコストが変わります。

イニシャルコストは安ければ良いというものではありません

このイニシャルコストが安ければ安いほどよいかというと、そうではありません。特に土地のイニシャルコストは、3.の資産価値とセットで考えなければなりません

一般的に資産価値が落ちにくい土地の方が、イニシャルコストが高い傾向にあります。しかし良い土地、立地を選ぶことで、将来の売却損のリスクを減らせることがあります。結果として一定期間でのコストを安く押さえることも可能です。

将来を確実に予想することはできませんが、結構な確率で下がると思われる物件をわざわざ購入することもありません。確かに価格は安いのですが、資産価値はもっと安いだろうと思われる物件がたくさん売られています。イニシャルコストと資産性は必ずセットで考えるようにしてください。

安かろう悪かろうという物件はたくさんあります

実際にイニシャルコストは安いものの、安かろう悪かろうという物件は数多くあります。これは欠陥住宅とまでは言わないものの建物のレベルが低く、快適性を大きく損ねるもののあります。しかしここで言う悪かろうは、将来の資産性がほとんど期待できない物件のことです。

例えば敷地に制約があって将来建物を建替えることができない物件や、将来値段が下がる可能性が高いと思われる物件などが該当します。

土地の値段が上がるか下がるかは判断が付かないことも多いのですが、一方この物件は確実に下がるだろうな、と予想できる物件も一定数存在します。変な言い方ですが、この物件は必ず将来値が上がる、と断言できる物件はありません。不動産は価格が上がるか下がるか分からない物件とほぼ確実に下がるだろうと思われる物件の2択です。そして後者は選ぶべきではありません。

2枚のドア

不動産の価格は上がるか下がるか分からないものと、ほぼ確実に下がるだろうと思われるものの2択です。後者を選ぶにはコツがあります。

建物のイニシャルコストは快適性と安全性のバランスで決まります

一方建物のイニシャルコストは、安全性と快適性を最低限に抑えれば、今やかなり安く建てることが可能です。しかし、これらの2要素を最低限に抑えた住まいに住むのであれば、何のために住まいを購入するのか意味がないこともあります。(「1章.家を購入するとはどういうことかをもう1度考える」参照)

特に快適性は、イニシャルコストのかけ具合で大きな差が出ます。デザインそのものや仕上げ材、温熱性能の違いはイニシャルコストを何倍にも膨らます要素となります。

しかし、この差はそのまま快適性の差となることも多く、その分生活の質を上げます。その結果住まいへの愛着が湧き、長い期間使用することで長期で見たコストが安くなることもあり得ます。

このあたりをどうバランスさせるかは、購入者の価値観によります。資産価値という面を大きく考えるのであれば、土地になるべく大きな予算をとり、建物を最低限にした方が経済的です。

一方生活の質がより重要ということであれば、より建物費(建設費やリフォーム費)に多くの予算をかけた方が、より快適な生活が送れるでしょう。

この経済性については、参考となりそうな意見、知識をこれ以降のページで詳しく説明しています。全部で35ページ以上にもなり、ページ数が多く読むのは大変とは思いますが、よろしければぜひ読んでみてください。

次のページはこちら 「01節.将来破綻しないために知っておきたいこと」

このページの話を動画でも解説しています

このページのお話を動画でも説明してみました。その動画がこちらです。

よろしければ、動画もご確認ください。

ふくろう不動産では経済性と快適性のバランスを考えて物件を提案します

ふくろう不動産は売買仲介専門の不動産会社です。中古の戸建住宅や中古マンションをご紹介しています。しかし他の不動産会社と違うのは、お客様のエージェントとして活動するということです。

エージェントとしての活動とは、単に物件を紹介するだけでなく、お客様に本当に合う物件を提案することです。ふくろう不動産ではお客様が物件購入後に健康を損ねないような物件提案を中心に行っていますが(「1-03.健康な住まいをお探しの方はお任せください」参照)、健康のことだけでなく、経済的に本当に問題がないかをチェックした上で提案を行っています。

経済的に問題がない提案とは何だ、と思われるかもしれません。そこで、ふくろう不動産が考える経済性については、このページを始め、この第2章の中で色々とお話しします。サイトマップで内容をご確認いただき、ご興味があるページを読んでいただきたいと思っています。

そして、このように考える不動産会社は、どう物件をお勧めするのか、ぜひ試していただきたいと思っています。経済的な観点からどう物件をお勧めするかは、また別のページで紹介します。詳しくは、ふくろう不動産までお問い合わせください。

また、ふくろう不動産では皆様からのご質問、ご相談を随時受け付けています。ご相談などはもちろん無料です。「お問い合わせフォーム」をご利用の上、ご連絡ください。24時間以内に返信いたします。

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