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3-02-16.柱や壁は傾きだけでなくひびや水漏れをチェックしましょう

この記事の所要時間: 542

前のページでは床の傾きについて説明しましたが、このページでは壁や柱の傾きや仕上げ材についての注意点などについて解説します。

柱や壁も1,000分の6以上の傾きがあると大きな問題です

壁や柱も傾いているようでは問題です。傾きの考え方は床と同じで、1,000分の6以上傾きがあれば大きな問題があると考えられます。1,000分の3未満の傾斜は問題ないとされ、1,000分の3から6の間はグレーゾーンという点は床の傾斜の時と考え方は同じです。

実際には壁や柱の傾きだけ調べるということはなく、床の傾きとセットで調べ、建物に問題がないかどうかを確認します。

床の傾きについては3m以上の幅を見て判断していましたが、柱や壁は3m以上ある部分を調べることが困難であるため、計測できる範囲で調べます。

壁や柱の傾きも検査のプロはレーザー測定器で計測しますが、機器自体は高価なものですので、一般の方は下げ振りなどを使って見る方法が良いのではないかと思います。

下げ振りの大きさ

下げ振り自体は数百円で購入できる安価なものです。この下げ振りは直径が24mmですので、半径が12mm、つまり2mの長さの糸を使って、糸を柱に付け吊下げた場合に、下げ振りが柱に付かないようですと、2,000分の12、つまり1,000分の6以上の傾斜となることが分かります。

もっとも実際に購入検討をしている戸建住宅に、いきなり下げ振りやレーザー測定器で計測するのもちょっと難しいかもしれません。

当社は最初から調査項目に入っていますので、どこかのタイミングでレーザー測定器で傾きを調べますが、一般の方が内覧で建物を見る時にはとにかく注意して壁や柱を見る、ということしかできないと思います。

ただ、人の感覚は結構優れているものです。何かおかしいと感じることがあれば、その後にインスペクションなどを入れるかどうかを考えれば良いので、感覚を研ぎ澄ませて建物を見るという事は効果があると思っています。

下げ振りで柱の傾斜を確認中

下げ振りを吊るすことで傾斜が確認できますが、1,000分の6以上の傾きがある住宅はなかなか目にすることができません。

室内のかべはひびと水漏れ跡のチェックが大変重要です

壁については、傾きもそうですが、仕上げ材の状況も併せて見ます。壁紙が剥がれていたり、変色している場合は、構造や安全上の問題はさほどありませんが、将来壁紙の張り替えなどでリフォーム費用が発生する可能性がありますので、そのまま使用できるかどうかは確認しておいた方が良いでしょう。

それよりも問題なのは、
1.ひびなどが入っていないか
2.水がしみこんでいた跡などが残っていないか
の確認の方が重要です。

ひびは外壁に顕著に表れますが、室内の壁にも出ていることがあります。単にクロスの施工不良や乾燥によるひびであれば大きな問題ではありませんが、一定の方向に多くのひびが見られるようですと建物がゆがんできている可能性があります

また、ひびの入っている場所や大きさ、下地まで割れているかどうかなどで原因を推測することもできますので、注意して見るようにしてください。

壁に水漏れの跡がある場合は、雨漏りか結露か、配管からの水漏れか何らかの問題がある可能性があります。これは水漏れの形跡がある場所と廻りの部分との相関関係で判断しなければなりませんので、一般の方に判断まで求めるのは難しいかもしれません。

例えばサッシ廻りは雨漏りを起こしやすい場所の1つですが、水漏れの後の場所によっては判断・診断が異なることがあります。

サッシの上部に水漏れの跡が残っていれば、サッシ廻りの防水の不備にによる雨漏りの可能性が高いのですが、下の部分にのみ水漏れ跡がある場合は、単に居住者が窓を閉め忘れた時に濡れただけかもしれません。

まぐさの水漏れ跡

サッシの周りに水漏れ跡があるケースが良くありますが、それがそのまま雨漏りと決まる訳ではありません。この写真ではサッシ下に水漏れ跡が残っていますが、雨の日に窓を開けたままになっていたため付いた跡のようです。

天井の水漏れ跡の判断も難しいところがあり、雨漏りかと考えていたら、ダウンライト設置による結露の場合や、天井裏に小動物が住み着いてその尿の跡が残っているということもあります。

判断は本当にケースバイケースで難しいものですから、皆さんはまずは水漏れ跡があるかないかを確認し、不安と思われる場合には建築に詳しい人に確認してもらうなどの対処を行うと良いと思います。

次のページはこちら 「3-02-17.屋根裏は構造、漏水、断熱状況をチェックします」

ふくろう不動産はホームインスペクターの資格も持っています

このような雨漏りのチェックや床・壁の傾きは専門家でないと分からないことがあります。幸いふくろう不動産は、ホームインスペクターの資格と赤外線建物診断技能師の資格の両方を持っています。

建物の傾きや一般的な雨漏りのチェックはホームインスペクターの能力である程度はチェックできます。また雨漏りについては所有しているサーモグラフィカメラを使い、赤外線建物診断技能師の能力で、ある程度のチェックができます。

こういった建物診断は不動産取引とは関係なく別途有料で診断を行っています(「6-03.戸建住宅のインスペクションの費用と内容について」参照)。しかし、当社を通して不動産取引を行うお客様は、仲介手数料以外は一切費用がかけることなく、無料でこの診断を受けられます。ふくろう不動産のお客様に、問題のある建物を取引してほしくないからです。

また、当社の調査能力では把握できなさそうな部分があった時には、瑕疵担保保険を別途設定し、万一問題があった時には、その保険でカバーできるよう提案しています(この場合は、保険料や保険会社の調査費は別途かかってしまいます。保険などを使わない場合は費用は一切かかりません)。

詳しくはふくろう不動産までお問い合わせください。

また、ふくろう不動産では皆さまからのご質問やご相談を随時受け付けています。ご質問やご相談はもちろん無料です。ご相談をされたからといって、後で当社からしつこい営業の連絡が入ることもありません。ご相談などは「お問い合わせフォーム」をご利用の上、ご連絡をお願いします。

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