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4-03-08.マンションの災害対策について調べておきましょう

この記事の所要時間: 64

マンションに住む場合でも災害対策はもちろん必要です。災害対策には災害用倉庫の設置や備品のストックといったハード面での対応と、震災時活動マニュアルの有無や避難訓練の実施といったソフト面での対応があります。各々について、もう少し詳しく見ていきましょう。

災害用格納庫を設置するマンションも増えています

最近のマンションでは、災害用の格納庫を持っているマンションが増えています。これは、一定規模以上のマンションでは災害用の格納庫を設置することを、条例などで義務付けていることが多いからです。

そのため、高層マンション、タワーマンションではこの災害用格納庫が付いているケースが多いと思われます。

防災グッズ

災害用格納庫には、様々な防災グッズが保管されています。

災害用格納庫はいざという時に使うものですので、設置場所はどの階から行くにしても、移動が4階分を超えない場所に設置されているようです。災害用格納庫には基本的な防災用具を準備しておくと定められています。

通常収められているのは、懐中電灯、バール、金づち、ヘルメット、軍手、ラジオ、担架などです。これらに加え、マンションごとに他のものも収められています。水や非常食、毛布、簡易トイレなどが加わることが多いと思います。

災害用格納庫があるマンションの購入を検討されている方は、どんなものが備蓄されているのかを、チェックしておいた方が良いでしょう。

こういった災害用格納庫があると、その分マンションの価値が上がる、と主張される方もいます。ただ実際にこの災害用格納庫が評価され、その分マンション価格が上がっているかと言えば微妙な気がします。

新築マンションではこのような格納庫の存在が売りになるでしょうが、これが中古になった場合にその分価格が上がっているかどうかははっきりしません。

これは災害用格納庫を持っているマンションがまだ少なく、事例が少ないのではっきりとしたことは分かりませんが、資産価値として考えた場合には、過大な評価を与えるのは間違っていると思います。もちろん災害用格納庫の意味や効果を否定している訳ではありません。

防災グッズは直接選ぶ

災害用倉庫があるからと言って安心せず、各家庭ごとに必要な防災グッズを準備しておくべきだと思います。

災害用倉庫があることのマイナス点は、これがあるからといって、各住戸で災害の備えをしていない人が出てくることです。

災害時に必要なものは各家庭によっても異なります。また倉庫に必要なものが全て揃っている訳でもありません。各住戸の意識を高めるためにも、各住戸でも防災グッズを準備しておくのが正しい姿勢だと思います。

私個人の意見としては、このようなハード設備があるよりは、後から述べます災害マニュアルの設定や、防災訓練を定期的に行うなど、ソフト面を重視しているマンションの方が、災害に対して強いのでは、と思っています。

だからと言って、格納庫が不要という訳ではありません。格納庫などの施設があるから安心、というだけで終わらないでいて欲しいと思っています。

格納庫ではありませんが、災害対策用設備を備えたマンションもあります

マンションの共用部分で災害に備えた設定をしているマンションもあります。例えばライフラインが止まった時に使える設備などです。

俗に防災3点セットとも言われる「炊き出し用のかまどベンチ」「井戸水を飲料用に利用するための浄水装置」「マンホールを利用する簡易トイレ」などがそれに当たります。

井戸水イメージ

飲料水として使えない井戸水であっても、水が使えるだけで重宝します。いざという時に飲み水にも使える浄水装置があるマンションもあるようです。

また、マンションによってはエレベータに閉じ込められた対策として、エレベータ内に防災用具を設置しているマンションもあります。

これらの内容は管理規約などを見ることで分かりますが、管理人さんに聞くだけでもある程度のことが分かります。聞けるようでしたら、聞いてみてください。

災害時の対応マニュアルや避難訓練の有無を確認しましょう

ハードとしての防災対策機能も重要ですが、ソフト面での対策も重要です。具体的には、災害時の対応マニュアルがあるかどうか、防災訓練などを行っているかどうかです。

災害対応時のマニュアルには色々な内容について記載されています。例えばそのマンション居住者のための避難場所や、簡易トイレとなるマンホールの位置なども災害対応マニュアルに書かれます。またマンション独自で災害対策本部を作るですとか、誰がどんな班を作り、どう行動すべきかなどが書かれています。

自治体などで、災害対応マニュアルのひな形などが公開されていますが、具体的な情報については、マンション毎に設定しなければなりません。

もちろんこのマニュアルを作成するには、管理組合内での打ち合わせも欠かせません。このマニュアルが完備されている管理組合は、災害に対する意識が高いと思われますし、緊急時に行動指針があるのは参考になります。

避難訓練イメージ

独自で防災訓練を行っているマンションは、防災意識が高い管理組合が運営していると思われます。

マニュアルとセットで、避難訓練や防災訓練があるかどうかも重要です。これも管理人に聞くか、管理日誌などで確認することができます。

防災グッズを揃えるなどのハード上の対策は費用を掛ければ割と簡単にできますが、実地で行う訓練などを経験していないと、想定通りに動くことができません。また、訓練を行うのは大変な手間ですので、大半の管理組合や管理会社はやりたがりません。

逆に言いますと、こういった訓練を行うマンションは、災害に対する意識がとても高いと思います。面倒なことをしなければならないということとのトレードオフにはなりますが、災害対策という面から考えると、このようなマンションを選ぶのも、1つの方法だと思います。

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