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4-03-05.マンションの郵便受けや宅配ボックスなどエントランスを見て判断できることもあります

この記事の所要時間: 858

マンションは単に購入対象の住戸を見るだけでなく、共用部分を見ることで判断できることがたくさんあります。エントランス周りも判断材料の1つです。このページではエントランス周りの見かたについてお話しします。

エントランスですと、その広さや仕上げ材の豪華さに目を奪われがちです。もちろん入り口ですからイメージは大切ですし、高級感があるに越したことはありません。

ただし快適性を見る場合には、それ以上に重要なチェックポイントがあります。それは郵便受け、宅配ボックス、オートロックのシステムの設定などです。

 郵便受けにあるチラシなどで管理のレベルが判断できることがあります

マンションの郵便受けにも色々なタイプがあります。一般的なのは郵便受けの下にダイヤル式のカギが付いていて、暗証番号で扉を開け、郵便物を取り出すタイプではないでしょうか。

郵便受けに投げ込みチラシが多く挟まっている場合は管理が良くないかもしれません

郵便受けにチラシ

郵便受けにチラシが挟まったままの状態になっているマンションは管理が今一つかもしれません

ファミリータイプの分譲マンションではチラシの投函を不可としているマンションが多いと思います。ですので、管理人が見ている場合に、チラシ投函の人が来た場合には追い返されますし、郵便受けにチラシが挟まっている場合には、管理人が抜き取って処分します。

しかし、この管理がうまくいっていないと、チラシが挟まったまままになっています。郵便受けが日常的にこのような状態になっているのであれば、そのマンションの管理状態はあまり良くないかもしれません。

郵便受けのダイヤルやカギの交換が可能かどうかを確認しておきましょう

郵便受け

郵便受けのダイヤル錠が変更可能であるかどうかも確認しましょう。

マンションの郵便受けは、暗証番号があるダイヤルなどが付いています。中古マンションを購入された方は、以前の所有者から暗証番号を聞き、その番号で郵便ボックスを開けることになるでしょう。

ですが郵便ボックスは個人情報など重要な内容が書かれた書類が保管される場所です。セキュリティを考えた場合は、この郵便ボックスのダイヤル自体を変更する方が確実です。

「3-02-12.カギと防犯の基礎知識を得ておきましょう」のページで、中古住宅を購入した場合は、カギを交換しましょうとお話ししました。マンションの場合はこのカギに加え、郵便ボックスのダイヤルなどの交換も併せて行うことをお勧めします。

郵便受けを開けるダイヤルの暗証番号はダイヤルごとに決まっていることも多いので、暗証番号を変えるにはダイヤルごと交換しなければならず、交換には費用がかかります。ですが、この費用とセキュリティのバランスを考えれば、交換した方が良いのではないかと私は思っています。

ちなみにマンション自体のカギの交換ですが、カギが共用部分となっている場合と専有部分となっている場合があるようです。住戸のカギが共用部分となっている場合には、管理組合の了解がないと、勝手に変更することはできませんので、これも事前に確認するようにしましょう。

ただ、郵便受けは確実に共用部分ですので、ダイヤルの交換などは管理組合を通して行わなければなりません。そしてたまにですが、ダイヤルの交換を不可としている管理組合があるとも聞いています。

理由は分かりませんが、ダイヤル交換不可という設定をしている管理組合はセキュリティに関する意識が低い可能性があります。あるいは単に面倒という理由で、交換不可としていることも考えられます。

それだけで購入をどうするか決めることはできないかもしれませんが、このような細かなことも事前に調べておきましょう。

郵便受けに貼ってあるシールなどで判断できることもあります

チラシ投函お断り画像

郵便受け等に貼るシールは数多く作られているようです。

また、これらの郵便受けにシールなどが貼られていることもあります。シールとは「チラシお断り」とか「DMを入れないでください」といった内容のものです。

こういったシールが多数の郵便受けに貼られているのであれば、管理人がチラシ投函などを防ぐことができていない可能性があるということになります。

もっともマンション管理にはいくつかの形態があり、巡回管理のように、普段は管理人がいないマンションであれば仕方がないかもしれません。しかし巡回管理であっても、清掃時にチラシを抜いたり、チラシ投函がひどいようであれば、チラシ負荷の看板を設置したりという対応策も可能であるはずです。

これがうまくいかず、個人の郵便受けにそのようなシールが多数貼られているのであれば、管理状況を少し気にした方が良いかもしれません。

ちなみにこういったお断りシール類は消費者センターなどでも配られていることがあるようです。チラシ対策よりも訪問販売お断りのシールが中心のようですが、何か関連シールがあるかもしれません。ご興味がある方はご自分のエリアの消費者センターを確認してみてください。

余談ですが、これらのお断りシールの効果については「効果がある」「効果はほとんどない」「むしろ悪化する」など様々な意見があるようです。

ですが最近では、これらのシールの警告を無視してチラシを投函したり、訪問営業をしたりした場合には訴えられることがあるため、相手によっては若干効果がある、というのが現状のようです。チラシ投函や訪問販売で悩んでいる方は、このようなシールやプレートを付けることを考えても良いかもしれません。

宅配ボックスの使用状況もチェックしましょう

宅配便イメージ

宅愛ボックス等の利用状況も見ておきます。

郵便受けと同様に宅配ボックスも見ておきたい場所です。宅配ボックスの有無やボックスの戸数を確認するのはもちろんですが、その利用状況とタイプも見ておきます。

これは一定期間チェックしてみないと分からないことも多いのですが、常にどの宅配ボックスもいっぱいの場合は、マンションの管理に何か問題がある可能性があります

考えられる問題は、マンション居住者の誰かが宅配ボックスを私的に利用しているというケースです。機械式の宅配ボックスの場合は、暗証番号などを設定してカギをかけます。マンション居住者の誰かが荷物置き場として常時利用している場合には、そのボックスはほとんど空くことがありません。

このような例は少ないとは思いますが、時々聞く話ですので、マンションを見に行った時に常に宅配ボックスがいっぱいである場合には、管理人さんなどにボックスの利用状況などを聞いてみましょう。

これも一概には言えませんが、共用部分を私的に利用する人がいるマンションには、問題行動を起こす人がいる可能性が高くなります。あまり気にし過ぎてもいけませんが、こういった細かな状況も聞ける範囲で聞いておきましょう。

また宅配ボックスは宅配便で常に無条件で使えると思ってはいけません。宅配便の会社の人は、基本的に宅配ボックスの利用を嫌がります。

対面で人に荷物を渡した場合には受け取りのハンコなどをもらえますが、ボックスに入れた場合、荷物の紛失などの際の処理が面倒になるためではないかと思われます。

宅配ボックスについての対応は宅配を行う会社によっても異なるようで、必ずうまく使えると決まっているものではありません。もちろんこれは宅配ボックスの利便性を否定するものではありませんが、宅配ボックスがあるから何でもうまく使える、とは考えない方が良いと思います。

新聞が各住戸まで届けるシステムになっているかどうかも確認しましょう

新聞イメージ

新聞が各住戸にまで届けられる体制かどうかも確認しておきましょう。

郵便や宅配便とともに、面倒さを感じるのは新聞です。これはそのマンションの管理組合ごとに対応が異なるようですが、新聞も原則としてエントランスにある郵便受けまでにしか配達してくれません。ある程度大きな規模のマンションですと、朝に新聞を取りにエントランスまで行くのが面倒に感じられるときもあると思います。

しかしマンションによっては、各住戸のポストまで新聞配達を可としているマンションもあるようです。新聞を各住戸まで配達してくれるかどうかは、オートロックのシステムとの兼ね合いで決めることになります。

新聞配達員にオートロックを開けることができるパスワードを教えている組合もあれば、朝の一定の時間のみオートロックが解除される設定をしている組合もあると聞きます。もちろんこのような設定を行うことで、セキュリティ性は少し悪くなります。

ですので利便性を取るかセキュリティの高さを取るかのどちらを優先するかは管理組合の考え方で決まります。こちらもマンション購入前に、どのようなシステムにしているのかを確認しておいた方が良いと思います。

1つ1つは本当にちょっとしたことですが、快適性に差が出ることがあります

このページで述べてきたことはちょっとしたこと、小さなことが多いのですが、これらの小さなことが後々の快適性に大きな差を付けることもあります。マンション購入は本当に大きな買い物です。このような細かな事にも注意を向けながら、購入するかどうかを決めてもらいたいと思います。

次のページはこちら 「4-03-06.マンション敷地内の駐車場の利用規約などをチェックしましょう」

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