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6-01.健康に住めるための建物検査を行っています

この記事の所要時間: 831

ふくろう不動産では不動産仲介業務とは別に、土地や建物のインスペクション業務を行っています。このインスペクション(建物検査・住宅診断)を当社では2種類のメニューを用意しています。2種類とは通常のインスペクションと、健康配慮型のインスペクションの2種類です。

通常のインスペクションの内容については「6-03.戸建住宅のインスペクションの費用と内容について」のページや「ホームインスペクション(建物検査)とは何かをご存知ですか?」のページを参照してください。そしてこのページでは健康に住めるための建物検査である、健康配慮型インスペクションについて、その内容を説明します。

健康配慮型インスペクションとは何かを説明します

まずは健康配慮型インスペクションについて説明します。通常のインスペクションは、建物の構造に問題がないか、違法な建物ではないか、耐久性はどうかなどについて調べます。これと比べ健康配慮型インスペクションは、住んでいる人の健康に問題を与える可能性があるものが、どのくらいあるのかを数値で確認し、その危険性を報告するものです。

なぜこのような検査をしているかと言えば、今の日本の法律では、人の健康に影響を与えるかもしれない問題に対して、明確な規定が無いために、人の体に悪いと思われるものが、そのまま住まいに残っていることが多いからです。

健康に影響のイメージ

住まいが人の体に悪い影響を与えているとしても、何が影響を与えているのかは簡単に判断できません。

例えばシックハウス問題について、考えてみましょう。シックハウスとは、建材などに使われている塗料や接着剤から、空気中に化学物質が発散し、住んでいる人の健康を脅かす住まいのことです。

1990年頃から問題となっており、このシックハウスが原因で体を悪くする人が数多く出ていました。しかし、このシックハウス問題に対して、正式に法律で規制されたのは2003年になってからです。

問題ではないか、と言われ始めてから法律の整備まで10年以上かかっています。しかしその間にもシックハウスの被害を受ける方は増え続けていました。

人の体に何が悪い影響を与えているのかを確認するのに長い時間がかかりましたし、そこから法律の制定が行われるまではさらに長い時間がかかっています。

しかし、その家に住む人は法律の整備まで待っている訳にはいきません。体を壊してしまい、仕事や生活に大きな影響が出てしまうのに、法律が整うまで我慢する、という訳にはいかないからです。

今でも法律の規制はありませんが、人の体に悪い影響を与えていると思われるものがいくつかあります。例えば低周波音、低周波の電磁波がそうです。これらについては、法律で明確な規定がある訳ではありません。

正しく言えば規定はあるのですが、これらの規定はとても甘いもので、実際にはこの規定値以下で体を壊す人が数多く出ていると言われています。

騒音問題のイメージ

騒音や低周波音については明確な規定がありません。低周波音については参照値というものがありますが、この数値では被害を防ぐことはできません。

そして1度この過敏症に、例えば低周波音の過敏症や電磁波の過敏症になってしまうと、わずかな低周波音、わずかな電磁波を受けるだけで体調を悪くしてしまう体になってしまいます

これらのことは完全に医学的に証明されている訳ではありません。しかし完全な証明を待っている間に体を悪くしてしまっても、誰も責任を取ってくれません。悲しいことですが、このような法律整備前の問題については、個人個人が対策を考えなければなりません

この健康配慮型インスペクションでは、既に体調を悪くされた方が、その原因が住まいにあるのかどうかを確認したり、その住まいに長い時間をかけて住む小さな子どもがいる家庭に、問題がない家なのかどうかを確認するために使ってほしいサービスとして、立ち上げました。

健康配慮型インスペクションは、調査する建物がどのようなものであっても調査内容は変わりません。建物が一戸建てであってもマンションであっても同じ内容について調べます。

また建物が新築であっても中古であっても調査内容は変わりません。ホルムアルデヒドのチェックは、むしろ新築戸建住宅・新築マンションの方が出ている可能性が高いので、不安だという方はぜひお試しください。不動産を購入される方であれば、購入申し込みから契約までの間のインスペクションがタイミング的には1番望ましいと思います。

ただ、新築戸建て住宅や新築マンションなどでは、契約後でなければ調査不可としているケースもあります。その場合には、契約後の内覧会の立ち会いに合わせて調査を行うという方法もあります。この場合は、問題があった場合どこまで改善できるか不安ということもありますが、分譲会社に改善できそうな部分は要求し、難しそうな場合は生活の仕方で対応するということになります。

健康配慮型インスペクションで具体的に調査する内容は2つあります

家の中に低周波音や超低周波音が届いていないかを調べます

低周波音測定器

周波数ごとの音圧を測定します。人の耳では聞こえない超低周波音も測定できます。リオン者のNL-62という機器に、1/3オクターブ実時間分析プログラムをインストールして使用しています。

まずは寝室や居間で騒音測定を行います。これは超低周波音も含めた測定です。この部屋は静かだから大丈夫だと思っていても、聞こえない超低周波音が届いている可能性もあります。超低周波音は感知できなければ問題ない、という考え方もありますが、感知できるようになってしまう頃には、低周波音の過敏症になっていることもあります。

変に不安を煽るような話をするつもりは全くありませんが、念のために事前に調べられることは調べておいた方が良いと思います。

低周波音の問題については「低周波音の問題が少しずつ分かってきました」のページもご参照ください。

家の中の電磁波の大きさについて調べます

電場測定器FM-6

ふくろう不動産で使用している電磁波測定器(電場用)の1つです。これはドイツ製のファウザーメーターFM-6という測定器です。

磁場測定器

3軸センサーで磁場を測定するアメリカ製のUHS2という測定器です。先に紹介したFM-6という機器も磁場の測定が可能ですが、1軸(一方向)でしか磁場の計測ができません。なるべく精度の高い測定をすべく、磁場はこちらの機器を使用しています。

電磁波についても、滞在時間の長い寝室や居間の電場と磁場について調査します。電場は25V/m未満、磁場は3mG未満が望ましい電磁波の量ですが、実際にはこれらの数値を超えている場所はよくあります。

その場合には、健康に影響を与えないようにするにはどうしたら良いのか等について、アドバイスさせて頂きます。これはちょっとした対処で、電磁波の悪い影響を避けることができるからです。

具体的にはベッドの位置を変えたり、家電製品の使い方や利用場所を変えることで対処できることがよくあります。電磁波については「2-02-01.日本の住まいは世界トップレベルで電磁波が強く出ています」のページや「2-02-02.日本の住まいの電場の参考例」「2-02-03.日本の住まいの磁場の参考例」のページもご参照ください。

 

健康配慮型インスペクションの費用とかかる時間について説明します

この健康配慮型インスペクションの費用は、千葉県内であれば税抜58,000円です(場所にもよります)。東京都、埼玉県、神奈川県の場合(で、かつ当社から遠くない場合)はこれにプラス1万円で、68,000円としています。これに消費税が上乗せされます(調査場所や時間によっては、さらに料金がかかる事もあります。こちらは個別にお問い合わせください)。

インスペクションにかかる時間ですが、最低でも3時間、状況によっては夜から翌日明け方まで7、8時間かかる場合もあります(新築住宅・新築マンションの内覧会などで長時間の検査時間の確保が難しい場合でも2時間以上は確保してもらえるよう、交渉してください)。

これは低周波音の原因となっているのが、隣地のエコキュートであると思われた場合、そのエコキュートの稼働時間が深夜2時や3時であるケースが多いためです。事前でメールや電話などで状況をやり取りさせて頂き、計測しやすい時間帯でお伺いするようにしています。

お支払いは事前振込か、当日現金でのお支払いをお願いしております。詳しくはふくろう不動産までお問い合わせフォームなどでご連絡いただくか、直接お電話をお願いします。

また、メールでのご相談は無料にて承っています。新しい住まいに住んでから体の調子が悪い、と感じられていたとしても、その原因が住まいにあるかどうかは、簡単に判断できません。

事前にメール等でご連絡いただければ、ある程度判断できることもありますし、アドバイスできることもあります。無料のメール相談もお問い合わせフォームなどをご利用の上、ご連絡ください。

ふくろう不動産ではこのような検査業務を行っていますが、当社で売買仲介をされるお客様や、当社が紹介するUR賃貸住宅などに住まわれるお客様については、これらの業務は無料で行っています。こちらも詳しくは当社までお問い合わせください。

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