新たに強い磁場を発生する電気製品を見つけました
昨日は東京のお客様から依頼があり、電磁波の測定に伺いました。時々頭が痛くなることがあり、床暖房などから磁場が発生しているのではないか、とのお話を受け、床の電場や磁場を調査しましたが特に問題となる数値は計測できませんでした。その代り、強い磁場を発生している機械が1台ありました。それがこちらです。
これはキッチンにある電解水生成器で、活性水素を多く含んだ水を生成する機器です。この機器のすぐそばでは1,800mG(ミリガウス)以上の高い磁場を計測しました。稼働中の電子レンジでも300mG程度なのですが、こちらはその6倍です。ちなみに一般的に安全と言われている磁場は3mGですので、この数値はその600倍です。
一定の距離を取ると、磁場は低くなりましたので、なるべくこの機械から遠く離れていること、使わない時には電源を切っておくことなどアドバイスさせていただきました。
今まで色々な電気製品を計測しましたが、4ケタの磁場を計測したのは初めてでしたので、結構びっくりしました。この機器を作っているメーカーと製品名を覚えましたので、次回以降お客様から相談があったときには、より的確なアドバイスをしたいと思います。
電気製品によっては本当に大きな磁場を発生しているのだという事を思い知らされた1日でした。電磁波について知りたい方は、まずは「2-02-01.日本の住まいは世界トップレベルで電磁波が強く出ています」の記事をご確認ください。
電磁波についてのご質問やご相談は「お問い合わせフォーム」をご利用の上、ご連絡を頂ければと思います。