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前回は稲毛駅周辺についてお話ししましたが、今回はその隣の駅である新検見川駅について、お話ししたいと思います。新検見川駅は稲毛駅と異なり快速が停まらない駅です。そのため稲毛と比べますと駅周辺はあまり発展していません。ただ、その分同じような立地であれば稲毛よりも価格が安くなりますので、考え方によっては狙い目かもしれません。

新検見川駅基点の不動産も坂の多いエリアにあります

新検見川駅周辺の色別標高図

新検見川駅周辺も坂の多いエリアとなっています。出典:地理院地図

稲毛駅は駅から少し離れますと坂の街になっていましたが、稲毛駅周辺は平坦な土地になっていました。ですが新検見川駅の方は、駅の近くから坂が多い街となっています。

新検見川駅のあるあたりの標高は19m強ですが、そこからすぐ南に下がった京成線の近くでは標高は6m台に下がります。北方向に向かっても、花園周辺は20m前後の高さがありますが、朝日ケ丘に入りますと、こちらも標高6m位と坂道を大きく下る事になります。

ひとつ西側の駅である幕張周辺は平坦な土地ですが、新検見川駅近くは坂の街と言って良い場所だと思います。ただ、こちらもハザードマップを見る限り、洪水などの水害の危険性は指摘されていませんので、地盤さえ気を付ければ良いエリアだと思います。

新検見川駅周辺の明治期の低湿地

低い場所だからといって、低い場所のすべてが低湿地という訳ではありませんが…。出典:地理院地図

水害の危険性は少なそうですが、周りと比べて標高が低い場所は、地盤が弱いというケースがよくあります。上の図は明治期の低湿地を示したものですが、標高が引くエリアと概ね重なっています。元々低湿地だったエリアが必ずダメという話ではありませんが、低湿地だった場所は地盤が悪いケースが多くなります。

低いエリアの不動産の購入を検討されている方は、地盤調査データやどのように基礎が作られているかを詳しくチェックする必要がありそうです。

新検見川駅もバス便がたくさんあります

新検見川駅南口バスターミナル

新検見川駅周辺にはショッピングセンターはありません。

新検見川駅南口にはバスロータリーがありますが、大きなショッピングセンター等はありません。ただ、バス便は数多く、様々な方向に向けて出ています。

新検見川駅北口を出たところ

新検見川駅北口は、狭い道路に接しています。

新検見川駅の北口は狭い道路に接しています。北川方面に出るバス便もたくさんあるのですが、こちらはバスターミナルまで少し歩かなければなりません。

新検見川駅北口方面のバス停

新検見川駅北口を出て2分くらいの場所にバスターミナルがあります。

新検見川は稲毛よりは徒歩圏物件が多くありますが、こちらもバス便物件が多いエリアのため、毎日数多くの人がこのバスを利用している様子です。

新検見川駅周辺の駐輪場も数多くあります

新検見川駅周辺の駐輪場

駐輪場の数は駅の規模の割には多い印象です。
出典:千葉市

新検見川駅周辺には駐輪場が10か所あります。少し駅から離れていて使いにくい場所もありますが、数としては十分だと思います。定期利用できる駐輪可能台数は自転車で3,153台分、原付バイクで556台分あります。

稲毛駅の自転車の駐輪可能台数が2,615台であることを考えますと、それよりも500台以上多く停められるスペースがあります。

第8駐輪場

第8駐輪場は北口のバスターミナルに向かう途中にあります。

第6駐輪場のように、駅から450mと遠い場所もあるものの、台数が十分にあるため、全く使えないという可能性が低い点は安心できます。

県道72号線沿いはバス圏ですが店と人通りが多い場所です

さて新検見川を最寄り駅とする不動産物件にはバス便物件も多いのですが、バス便物件の大半は総武線の北側のエリアです。南側にもバスは走っていますが、少し走った先は京成線や京葉線があるため、他の駅の最寄り物件となります。ですので、新検見川駅バス便物件の大半は、駅の北方向、宮野木や朝日ケ丘といったエリアになります。

そして通常バス便エリアは、郊外の住宅地です。そのため郊外型の店がある場所はあるにしても、基本的には住宅のみで人通りは多くありません。ただ、この新検見川バス便エリアはやや特殊で、駅から遠いにも関わらず、人が多く、人通りも多い印象があります。

県道72号線沿線

県道72号線沿いは店はもちろん平日にも関わらず、人通りが多い道路です。(写真はプライバシー保護のため、人がいないタイミングで撮っています)

特に県道72号線(穴川天戸線)はこのエリアの主要道路ですが、郊外型の店が多くバスの本数も多いため、郊外の割にはにぎわっています。ライフやマルエツといったスーパーマーケットや、ウェルシア、サンドラッグといったドラッグストア、回転寿司や星野珈琲といった飲食店も多くあり、平日であっても人通りが多い場所です。

通常郊外のロードサイド店付近では車は多くても人通りはそれほどでもないのですが、この場所は例外的に人通りが多いように感じます。実際にこの付近に住んでいる方は、日常生活ではさほど不便はないでしょう。

新検見川駅基点の戸建住宅は徒歩圏でも2,000万円台から購入可能です

新検見川駅を起点とする不動産物件では新築中古を問わず、戸建物件はたくさん出ています。稲毛駅であれば、戸建は徒歩圏物件は4,000万円以上となり高額でしたが、新検見川駅であれば徒歩圏でも中古物件で2,000万円台から選ぶ事ができます。

中古の戸建で旧耐震の物件や、何かしらの問題がある物件であれば1,000万円台から物件はあるのですが、現実的には2,000万円台前半からという価格帯と考える方が良さそうです。バス便でも良いという事であれば、中古住宅で1,000万円台から十分使用に耐える物件が出ています。

新築の戸建住宅であれば、バス便で2,000万円位から、徒歩圏であれば3,000万円台前半からといったあたりでしょうか。各駅停車の駅とはいえ、総武線沿線の割には価格は安いエリアではないかと思います。

マンションもバス便徒歩圏共に数多く出ています

新検見川駅を最寄り駅とするマンションも多数出ています。バス便物件も数多く入りに出されていますが、これはさつきが丘に大規模なマンション群があるために、供給数が多くなっていると思われます。

ファミリータイプのマンションはバス便物件であれば200万円位から、徒歩圏であれば500万円位から購入は可能ですが、ある程度新しいマンションをお求めで。資産価値も考えるのであれば、2,000万円以上のマンションを狙いたい気はします。

新検見川の中古マンションは高くても3,000万円強位までですので、基本的にマンション価格が高いエリアではありません。そして同じような立地で戸建とマンションを選べるようなエリアの場合、マンションの資産価値を維持するのが難しくなるケースも多々ありますので、資産価値を十分に考えたうえで、マンション選びを考えるエリアだと思います。

戸建があるエリアのマンションについては「戸建住宅が多いエリアのマンション購入は価格ダウンのリスクが大きいと感じます」の記事も参考にしてみてください。

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