印西市の白鳥の郷を見てきました
今回は街情報の一環として印西市の白鳥の郷を紹介します。私は千葉などの郊外に住むメリットとして、都会と田舎の両方の部分を感じられるという点を挙げています。今回はその田舎の部分、という言い方が適切かどうかは分かりませんが、街からそれほど離れていない場所に白鳥の飛来地があるという事で見に行ってきました。
場所は印西市の本埜という場所です。観光地ではなく、地元の方が白鳥の保護のために作った池ですので田んぼの中にぽつんとあります。
観光地化されていない場所で白鳥の自然な様子を見ることが出来ます
現地の近くに車を停め、歩いていくと田んぼの一面を池にした場所があります。
遠くから見ると、少し不思議さを感じる景色です。とにかく鳥が数多くいるという事は遠目でも分かります。
近づいてみますと、その数の多い事に驚きます。今年の白鳥の飛来数はこの時点で856羽となっていました。これらの白鳥に加え、それ以上の数の鴨も同じ池にいます。
鴨はさすがに人のすぐ横までは来ませんが、数m離れていれば特に恐れない様子で、見物人の切れた道の上を普通に歩いていました。鴨を見るだけでも結構癒されます。
この場所は観光地ではなく、普通に住宅がある場所の奥にある田んぼの一角です。それにも関わらず、こんなに多くの白鳥がいる事にびっくりします。
白鳥は飛ぶ前の準備運動なのか、時々羽を大きく広げます。少し距離がありますので望遠レンズ等を使わなければうまく見えませんが、改めて白鳥の大きさに驚かされます。
白鳥が飛来しているのは冬の間だけです。それを外から見ている訳ですから寒さは厳しいのですが、それでもボーっと白鳥や鴨を見ていて飽きる事はありません。
白鳥が飛び立つときの優雅さに憧れます
しかし白鳥の素晴らしさを感じるのはやはり飛んでいる姿を見る時ではないでしょうか。これらの白鳥は飛ぶ時は一斉に飛び出すのかと思っていたら、数羽ずつ飛び立っていくようです。
飛ぶ時は急上昇という感じではなく、ゆっくりと高度を上げていくような飛び方です。
飛来地の良いところは、空高く飛んでいる時だけでなく、低い高度を飛んでいる姿を見る事ができる点です。飛んでいる姿を横から見る事ができるのはなかなか貴重な経験です。
こんな形で白鳥と鴨を見て癒されてきました。首都圏の通勤圏でもある印西市でこのような素晴らしいものを見る事ができます。ご興味のある方は、冬の間しか見る事ができませんので、ぜひ1度見に行ってみてください。
この記事に関するご意見やご質問などがありましたら「お問い合わせフォーム」をご利用の上、ご連絡ください。