八街市の住みやすさについてご紹介します

当社:ふくろう不動産は京成線沿線を中心として活動している不動産会社です。一方で不動産を買いたいお客様の代理として動くバイヤーズエージェントでもあります。

そしてお客様がこのエリアで探したい、と言われた時には、できる範囲でお応えするようにしています。今回は八街駅を含めた八街市、山武市で不動産を探したいというお客様をご案内することになり、八街に何度か伺うことになりました。

まだ数回訪問しただけですので、八街に詳しいというところまではいきませんが、現時点で八街について分かった内容を備忘録的に残したいと思います。

予想に反し、八街駅周辺は坂が少ない街です

八街周辺の色別標高図

八街駅周辺は、変な傾斜がある谷が少ないエリアでした。出典:地理院地図

いつものように、まずは地理院地図の色別標高図で八街駅近辺を見てみました。郊外の街では坂の多い場所も多いのですが、八街は予想に反し、あまり坂がありません。

もちろん細かく土地を見ていけば、傾斜がある場所はありますが、他のエリアと比べると、平坦地が多い土地だと感じました。自転車を多用する人には優しい街かもしれません。

八街は駅周辺が発展しているというわけではありません

八街駅外観

八街駅に駅ビルがあったり、商業施設が隣接しているわけではありません。

八街駅自体は立派な駅ですが、駅の周辺にこれといった商業施設があるわけではありません。このエリアは車社会となっているため、駅周辺だから何かある、ということではないようです。

この八街駅は大きな駅ですが、周辺の榎戸駅、日向駅ですと、ホームに小さな駅舎が付いているだけの駅となっています。

駅前のロータリー

八街駅北口のロータリーです。

八街駅は北口、南口の両方にロータリーがあり、車で人を送ってきたときに停めやすいので便利です。車中心の街に適した駅の作りになっているものと思われます。

駅前に有料の駐車場が多い

八街駅前には有料の駐車場もたくさんあります。

八街駅前は広いだけでなく、有料の駐車場もたくさんあります。日常的に電車を使う方は、駅前に駐車場を借り、家から車で駅まで通い、そこから電車で移動するケースが多いのではないかと思われます。

駅前駐輪場

車の駐車場だけでなく、バイク置き場も多くあります。

自動車用の駐車場だけでなく、バイク用の駐輪場も数多くあります。京成線八千代台駅では、自転車用の駐輪場が圧倒的に多く、バイク置き場はわずかしかありませんが、こちらは自転車置き場とバイク置き場の数はあまり変わらない感じです。この屋根付きのバイク置き場以外にも、屋根なしのバイク置き場がありました。

もちろん普通の自転車置き場も充実しています。

商業施設は郊外のロードサイド店が中心です

では街の中心地はどこかと考えると、国道409号線沿いではないかと思います。八街駅から2kmほど北に行くと、郊外型ショッピングセンターが集まっています。

イオン八街

国道409号から少し入った場所にイオン八街店があります。

このイオン八街店はとにかく敷地が広いです。駐車場はすべて平置きで、正面の駐車場で565台分、横の駐車場で340台分のスペースがあります。イオン自体も平屋の建物ですが建物の面積は15,000平米以上あるようです。

ダイソー

同じ敷地内にダイソーもあります。

同じ敷地内に100円ショップであるダイソーもあります。同じ敷地といっても、建物間は離れているので、私であれば移動するのに車を使うかもしれません。

ブックオフ

イオンと同じ敷地にはブックオフや携帯ショップもあります。

また同じ敷地内にはブックオフや携帯ショップもあります。このあたりだけで、大半の買い物が済みそうです。

ユニクロ

イオンの道の反対側にユニクロがあります。

イオンと道を挟んだ反対側にはユニクロもあります。この周辺で日常的な買い物で困ることはないでしょう。

ワンダーグー

書店チェーンであるワンダーグーの店舗もあります。

イオンから国道409号を少し南に行くと、ワンダーグーという書店もあります。TSUTAYAも併設しています。本も新刊だけではなく中古本も扱っているようです。

他にも409号線沿いには、ファミレスなどもあり、車中心で活動する方のための施設がたくさん集まっています。

主要道路を少し離れると畑が広がっています

八街の畑

主要道路を離れると畑を多く見ることができます。

幹線道路から少し離れますと、畑や森を多く見ることができます。GoogleEarthなどでこのエリアを見ますと、緑が本当に多いことが分かります。

自然があふれる雰囲気が好きな人にとって、良い環境ではないかと思います。

落花生とスイカ

八街駅のエスカレータ横にも、落花生とスイカの宣伝がありました。

八街といいますと、落花生やスイカが有名というイメージがあります。八街駅のエスカレーターにも両方の宣伝がありました。

中古戸建て住宅は500万円台が中心価格帯だと思われます

さて、この八街の住宅価格ですが、中古の戸建て住宅であれば500万円台が中心ではないかと思います。もちろん立地や建物のレベルによって価格は異なります。しかし安いものであれば300万円くらいから戸建て住宅が売られています。

過去1年の戸建て住宅の成約事例を見ても、取引例の8割弱は1,000万円以内の売買取引です。新築住宅はさすがに高くなりますが、それでも2,000万円近くから売られています。

一般的な不動産の表示では、駅からの距離は徒歩○分と表すことが多く、これにバス○分徒歩○分というようにバス時間も加わります。ですが、八街周辺ですと駅から○Kmという距離表示が多数みられます。これは車で移動する人が多いために、徒歩分数よりも距離の方が分かりやすいということなのでしょう。

土地の広さも住宅街であればある程度パターンが決まってくるのですが、八街であれば100平米という割と小さな土地から200平米以上という広い土地などバラエティに富んでいます。

井戸のイメージ

今はこのような手押しポンプの井戸ではなく、普通の水道と同じように使えます。

八街周辺の特徴としては、上水道が通っておらず、井戸水使用の物件が多いことです。井戸水だからといって、日常の生活に大きな不便があるとも思えませんが、千葉市や八千代市ではあまり見かけませんので珍しく感じます。

井戸水利用の住宅が多いせいなのか、イオン八街では水の給水器が3台もあり、使う人も多くいました。生活用水は井戸水を使い、飲料用や食事用では、イオンなどで水をもらって使う人が多いのではないかと思います。

水をもらうといっても、最初は容器を購入しなければなりませんが、あとはあまり費用はかからないようです。井戸水であっても、飲料水として使えるものだと思いますが、人によっては飲料用と生活用とを使い分けているのかもしれません。

ふくろう不動産はお客さまの要望に合わせて物件を選ぶ不動産会社です

当社:ふくろう不動産は売買仲介中心の不動産会社です。そして、まず物件があって、これをどうですか、と勧めるような営業ではなく、まず不動産を買いたいという人から依頼を受け、その方の条件にあった不動産を提案しています。不動産の買い手の立場に立ったバイヤーズエージェントとして活動しようと考えているからです。

通常は当社に近い京成沿線の不動産を紹介することが多いのですが、お客様から要望があり、そしてタイミングが合えば、他のエリアでもご案内やご紹介を行っています。今回も八街の物件をお客様に紹介しています。

他のエリアですと、やや土地勘が弱くなりますが、一方でその分建物検査や土地の検査を慎重に行いますので、変な物件を選んでしまう危険は避けられると思っています。

当社はこのような方針で活動している不動産会社です。営業方針については「ふくろう不動産は買い手の味方として活動する仲介会社です」のページもご参照ください。

より詳しいお話を聞きたい方は「お問い合わせフォーム」のご利用の上、当社までご連絡ください。ご連絡されたからと言って、当社からしつこい営業を行うこともありませんので、ご安心ください。

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