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住宅ローンの中でもフラット35は全期間固定金利という事が特徴となっています。このフラット35を提供している住宅金融支援機構から、2015年9月時点での利用状況のページを公開していますので、今回はそのページの内容から、フラット35についてお話ししたいと思います。

2015年9月のフラット35の最頻金利は1.54%との事です

最頻金利とはあまり聞かない言葉ですので、分かりにくいかもしれません。これはフラット35という住宅ローン商品は、それを取り扱う金融機関が複数あるために、出てくる言葉です。

金融機関によってフラット35の金利は異なっていますが、それら金融機関の中で、この金利数値を使っている金融機関が1番多いとき、その金利数値を最頻金利と呼びます。説明しても少し分かりにくいので、平均と同じようなものだとお考えください。

そして2015年9月フラット35の最頻金利は1.54%です。2015年の2月頃と比較すると少し上がっていますが、それでもとても低い金利であることに間違いはありません。

フラット35Sの金利引き下げを使うと、もっと低い金利でローン借り入れができます

更にフラット35Sを使うと、5年や10年といった期間中は、そこから金利が0.6%下げられますので、金利は0.94%になります。

このフラット35Sの認定を受けるには、省エネ性や耐震性などが優れていなければなりません。しかし、性能が高い住宅は、その分快適性や安全性が高くなります。この性能の恩恵を受けながら、さらに金利も安くなりますので、私はできるのであれば、このフラット35Sの認定を取ることをお勧めしています。

中古住宅では金利Aプランの認定を受けることが難しいので、金利Bプランをお勧めすることになります。そしてこの金利Bプランの認定を取るための追加工事も、割と少額で行うことも可能です。

フラット35Sの割合は85.1%だそうです

実際にフラット35Sの認定を取ることは難しくなく、かつ対費用効果も高いということで、実際にSの申請を行う人は多いようです。

2015年4月以降はSの申請割合が増えており、8月時点ではフラット35を申込む人たちのうち、85.1%がSの申請を行っているようです。5年や10年という短い期間であっても0.6%という金利差はとても大きいからでしょう。

民間の変動金利の住宅ローンも1%を切る利率のものが多く出ていますが、内容をよく見てみると金利が安いキャンペーンは2年とか3年間で、1%を切るのはその期間のみというパターンもあります。それと比較すると、このSの方式は5年か10年間が安い金利のまま固定、その後も決まった金利で固定ですので、総返済額が借入時に確定します。

変動金利の場合は、市場の動向によっては金利が高騰することもありますので、そのリスクを嫌う方であれば、このフラット35はお勧めではないかと思っています。

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