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昨年赤外線建物診断技能師の資格を取得しましたが、実務経験が足りないこともあり、今週の火曜水曜の2日間で、実務研修を受けています。

赤外線建物雨漏り診断研修

講習テキストは合計で74p程あります。

当社が所有しているサーモグラフィカメラを持参し、実際に使い方を教わりながら注意点について学んでいます。自分の機器でありながら、知らない機能がたくさんあったことに気が付きました。また実際に雨漏りの検査を行っている人が講師であるため、実務的な内容を中心に教えてもらえるのも助かります。
この研修で改めて気が付いたことや、新たに得た知識もたくさんありますので、それはまた改めてノウハウページとして紹介したいと思います。

今回気が付いたことを少しだけお話ししますと、建築の技術は基本的に上がっているはずなのですが、雨漏り対策という点から考えるとむしろここ数十年でレベルが落ちているかもしれないということです。
理由は大きく分けると3つある気がします。
1つ目は防水材(防水シートやコーキング材)が発達したためには、それに頼り過ぎていること。しかしコーキングなどは経年劣化で防水機能を失うため、メンテナンスが行き届かない建物が、雨漏りし始めます
2つ目はデザインの変化に伴い、、雨仕舞(物理的に雨を建物内に入れない方法や仕様のこと)はむしろ昔の建物よりも悪くなっていること。
3つ目は24時間換気の設置が義務付けられたこと。シックハウスの対策としては24時間換気は有効ですが、この換気は第3種換気と呼ばれる方式がほとんどです。そして第3種換気は建物内が負圧となるため、外の水を建物内に引き込みやすくしてしまうという欠点があります。このため、今までは入らなかった水までが建物内に入るようになってしまいました。

これらの内容については、後日詳しく説明したいと思います。

サーモグラフィカメラを使って、当社が何をしているかは「2-01.サーモグラフィカメラは雨漏りの建物を見つけます」のページをご確認ください。