不動産の価格が妥当かどうかを調べるときに土地総合情報システムが役立ちます

土地や戸建住宅、マンションを購入しようと考えた時に、その価格は本当に妥当な金額なのかどうか、迷うことがあると思います。価格が妥当かどうかを考えるときには、競合物件の価格を調べて比較すると思いますが、競合物件の販売価格は、それがそのまま相場価格とは限りません。

特に中古住宅、中古マンションの場合は、販売価格と実際に契約された成約価格との間に金額差がある事が多いため、販売価格を知るだけでは、相場観が付かない事も多くあります。実際のところ、不動産のプロと一般の方との情報差が大きいのは、この成約価格がいくら位であるかを知っているかいないかという差が大きいように感じます。

以前であれば、成約価格は不動産のプロのみが使えるシステムであるREINSでチェックしなければ分からなかったのですが、最近では国土交通省が公開しているサイトで、ある程度ですが成約価格が分かるようになってきました。そこでこのページでは、そのサイトの紹介と、簡単なサイトのチェック方法についてお話ししたいと思います。

注意:2017年6月にシステム上の問題が出た様子で、現在このサイトは使えない状態となっているようです。

サイト名は土地総合情報システムです

土地総合情報システムトップ画

出典:国土交通省
「土地総合情報システム」

上記が、その国土交通省のサイトです。特にお金もかかることがなく、誰でも自由にこのシステムを使う事ができます。サイト上ですとこのサイトの使い方が説明しにくいので、動画で解説してみました。その動画がこちらです。

このような成約価格は、サイトの存在を知っていれば、誰でも調べることができます。このちょっとしたことを知っているか知らないかの差が、意外と大きな差になることもありますので、不動産選びの際には、様々な情報を得た上で、選ぶように心がけたいものです。

当社:ふくろう不動産は、不動産を買いたいという人のためのバイヤーズ・エージェントです。サイト紹介だけでなく、お客様に不動産選びに役立つ情報をお伝えしつつ、最終的にはお客様が満足できる不動産選びをしてもらいたいと思っています。

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