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マンションより戸建住宅を好む方の理由はざまざまです。その中でよく聞く理由の1つに、庭を思い通りに作ることができる、というものがあります。庭の楽しみ方も人それぞれで、ガーデニングを楽しむため、という方もいれば、ウッドデッキでビールを飲んだりバーベキューをしたりするのが楽しみ、という方もいます。

我が家にもウッドデッキがあり、作ってから13年が経ちました。そこで分かったことや気が付いたことなどについてお話ししたいと思います。

ウッドデッキは10年持たないという説もありましたが

ウッドデッキ全体

完成して13年が経過しますが、問題はありません。

昔はウッドデッキは10年も持たないものだ、という話を聞いたことがありました。特に水に強い「セランガンバツ」などの固い木でなければ、耐久性は無い、という話を聞いたことがあります。

我が家のウッドデッキはレッドシダーという当時では一般的な木材を使って作られました。SPF材よりはマシだけれども、それほど長い期間持つものではない、という話を当初聞いたような気がするのですが、とりあえずは13年は問題なく使えており、現在でも床にきしみなどが出ることはありません。

不動産業界や建設業界では、明らかに間違っている話であっても、いかにも正しいかのように語られる話がたくさんあります。ウッドデッキについても、10年以上前には10年持たないといかにも正しいように言われていましたが、実際にはその意見は間違っていた訳です(少なくともこの家の場合では)。

不動産の購入前にも色々な話を聞くと思いますが、その話が本当に正しいのか、話をしている人は実際に体験したのか等を確認しながら考えないと、間違った意見に惑わされる事がありそうだと改めて思わされました。

ウッドデッキは3年に1度くらいは保護塗料を塗っています

木材保護塗料

3年に1度は保護塗料を塗っています。

もっともウッドデッキはノーメンテナンスという訳ではなく、3年に1度以上は保護塗料を塗っています。ただし、塗ることができる部分は限られます。壁や床部分は塗ることができますが、束や大引きといった構造上重要な部分には手が届かないため、塗料を塗ることができません。

それでも床板などは水があたり腐りやすい部分ですので、塗料の効果が多少なりとも出ているのではないかと思います。

束石があるのと無いのでは腐り方は大きく違います

基礎がコンクリート

きちんとした束石がある部分は、全く問題がありません。

ウッドデッキの柱や束の下に、きちんとした束石がある部分は13年たっている現時点でも問題はないようです。

直接土の上に置く

束石がなく、直接土の上に柱が建てられている部分は、地面に接している部分から腐り始めています。

ただこのウッドデッキは、2か所ほど束石を置かずにそもまま地面に柱を付けている部分が2か所あります。その隠れていた部分を見ると、根本が腐り始めています。当たり前の話ですが、木材を直接地面に付けてはいけないという事を改めて理解しました。

地面に直接置いた木材はボロボロになりました

土の上に直置き

ウッドデッキにあがる階段部分に木材をそのままおいておいたのですが、こちらはさずがにボロボロです。

ウッドデッキに上がるために、階段1段分の木材をそのまま置いてあったのですが、それはボロボロになっています。取り除くと、裏にはなめくじがびっしりと付いていました。木材を直接土の上に置くというのは、やはり無理があるようです。

レッドシダーも完全にダメという訳ではないようですが…

ハードウッドのサンプル

左から、イペ、ウリン、サイプレスという木材の端材です。

このように、ウッドデッキはレッドシダーでも束石の上にきちんと組めば、すぐに使えなくなる、という訳ではなさそうです。ですが、今ではハードウッドと呼ばれるより強い木材が数多く出ています。

上の写真は、ウッドデッキに適していると言われる木材、イペ、ウリン、サイプレスの木片です。これに加えセランガンバツなどの木材もウッドデッキに適しているようです。これらの木材はハードウッドと呼ばれます。

ハードウッドは公共施設などでも使われており、レッドシダーよりも耐久性が大きいようです。費用はその分高くなりますが、後々まで心配なく使える、という安心度合いを考えれば、ハードウッドを選ぶ方が無難かもしれません。

安い木材だと本当に数年でダメになる可能性がありそうです

ウッドデッキは10年以上経っても問題は出ていませんが、新築当時に私は木製のガーデンテーブルや椅子を購入し、ウッドデッキ上に置いていました。しかしこれらは数年で壊れてしまいました。椅子は人が座った後に崩れ落ちましたし、テーブルも人が寄りかかった時にテーブルの足が折れました。

どういった種類の木材を使っていたのかを覚えていませんが、ホームセンターで売られている一般的なガーデンテーブルセットでした。すべての木製のガーデンテーブルがすぐに壊れるという事ではないでしょうが、水や腐朽に弱い木材だとすぐに壊れてしまうという事は分かりました。

ウッドデッキの制作にもコストはかかるでしょうが、耐久性だけでなく、安全性も考えるのであれば、長持ちする木材を利用する方が何かと安心ではないかと思います。

ウッドデッキとクラピアの組み合わせは手間があまりかかりません

クラピア

クラピアは草むしりなどの手間を大きく省いてくれます。この写真部分は草取りなどを行っていませんが、雑草はドクダミなどが若干混ざっている程度で済んでいます。

ちなみに我が家の庭は、ウッドデッキとクラピアの組み合わせです。クラピアとはもともと建物の屋上緑化などに使われるために開発された植物です。これを1度植えておくと、特に世話をしなくても毎年生えてきます。そしてなんといっても良いのは、クラピアを植えておくと、雑草があまり生えないことです。

クラピアを植えて置くことで雑草がゼロとまではいきませんが、何もしない場合や、薄く砂利を敷いた場合と比べても雑草は少なくなります。クラピアの上は人が歩いても問題ありませんし、6月には小さな花も咲き、見映えも悪くありません。

使い方は芝生のような使い方ですが、芝生ほど手入れが難しくありません。庭は欲しいが手入れが大変、とお考えの方には、ウッドデッキとクラピアの組み合わせは本当にお勧めです。

ふくろう不動産は土地の仲介を得意としています

当社は売買仲介専門の不動産会社ですので、特にウッドデッキやガーデニングについて詳しい訳ではありません。ただ、戸建住宅が欲しいけれども庭の手入れが面倒だから、ちょっと出が出しにくい、とお考えの方には、色々とアドバイスできると思います。私も庭でバーべキューはしたいけれども、面倒なことはしたくない、というタイプだからです。

当社は米国式エージェントサービスの仲介会社ですので、このサイト上に物件情報を載せることはありません。しかし、戸建住宅用の土地の情報は十分に持っていますし、土地の選び方やデメリットの見つけ方など色々とアドバイスできます。

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