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今まで公示価格を調べる際には「土地価格相場が分かる土地代データ」というサイトを参考にしていました。しかし先日人から紹介された「地価公示価格チェッカー」というサイトはもっと使い勝手が良いため、今後はこちらのサイトを中心に使うことになるでしょう。

このページでは、その地価公示価格チェッカーについて簡単に紹介したいと思います。

公示価格とは国交省が毎年発表する地価の目安金額です

公示価格とは、あらかじめ決められた土地について、1月1日時点の予想価格を国土交通省が発表している価格です。価格が予想される土地は決まっていますので、年ごとの変化を見ることで、その場所の価格が上がっているのか落ちているのかなどの傾向を掴むことができます

国交省が発表するデータですので、国交省のサイトで内容を確認できるのですが、公的な資料はリスト中心でちょっとそのままでは使いづらいのが問題でした。

しかし今回紹介するサイトですと、色々な機能が付いているため、不動産情報を得るにはとても使い勝手の良いサイトとなっています。

駅名で検索でき、その駅に関する情報をそのまま見ることができます

公示チェッカー八千代台駅周辺

矢印のある土地をクリックすると、内容が表示されます。
出典:地価公示価格チェッカー

このサイトで特に便利だと思ったのが、駅名で検索できること、そして駅周辺の土地価格を地図上で確認できることです。

元々の土地情報は市町村などの行政区分ごとで分けられていたため、市町村の境目のエリアについては、複数の画面を開かないと内容を確認することができませんでした。しかしこのサイトでは行政区分と関係なく、駅周辺の地価データを全て表示してくれます。

上の画像は当社がある八千代台駅近辺の公示価格データです。八千代台駅周辺は八千代市、習志野市、千葉市花見川区の3つの行政区が入り乱れているのですが、そのような行政区と関係なく駅周辺の地価データを確認することができます。

さらにうれしいのは駅の情報をそのまますぐに確認できることです。郊外で少し土地勘が弱い場所については、私は駅の情報を必ず確認するようにしています。駅の情報とは具体的に言えば乗降人員です。

駅周辺の発展度合いを考える際に、私は駅の乗降人数を重視しています。現在人気がある駅でも乗降人数が少ない駅であれば、将来街自体の価値が下がることもあります。

今後人口が減っていく流れの中で、現時点で乗降人員が少ない駅が今後急速に人が増えるとも思えません。利便性が良くても、乗降人員が多くない駅については、その駅周辺の不動産を購入して良いかどうかを、慎重に考えるべきです。

これは郊外には当てはまることが多いのですが、都心部の地下鉄の駅などについては当てはまらないケースも多いので、絶対的な基準ではありません。ですが、一通り目を通しておくべきだと思います。

さらには、そこからすぐに隣の駅周辺もデータが見られるのもありがたい機能です。

同じ土地の価格の推移をグラフで確認することも可能です

また、同じ場所の過去と現在の価格の比較をグラフで見ることができるのもうれしい機能です。表の数値だけですと分かりにくいのですが、グラフになっていることで感覚的に理解することができます。

バブルの時代と比べてどのくらい落ちているのか、2008年頃のミニバブルの影響はあったのか、ここ5年ほどの傾向はどうなのかがよく分かります。

詳細欄では鑑定評価書も確認することができます

価格を表示されている土地の詳細欄をクリックすると、より具体的な内容を見ることができます。さらにその詳細欄にある鑑定書と書かれている部分をクリックすると、PDFデータで鑑定書そのものも見ることができます。

地価公示は2名以上の鑑定士が鑑定するのですが、その2人分の鑑定書を両方見ることができます。鑑定書には市場の特性や将来の予測なども書かれています

面白いのは鑑定士2名の予測や市場のとらえ方が違うことがあることです。土地勘のある場所であっても、参考になる意見が書かれていることもありますので、その周辺エリアの不動産購入を考えている方は1度読んでおくべきだと思います。

他にもいろいろな使い方ができそうなサイトです

他にも隣接する市町村との比較グラフを見たり、同じエリアの駅の比較ランキングがあったりしますので、意外な発見をすることもあります。使い方も簡単ですので、色々と試しながら遊びながらそのエリアの不動産情報について詳しくなれそうです。

ぜひ皆さんも1度試してみてください。